[旧版] 平成31年 2019 栃木県 高校入試 数学 大問 6
この記事は,後半の内容が壊れてしまっていますので,内容を更新して再投稿しました。
新しい投稿はこちら です。
検索などで,このページに来た方には申し訳ありませんが,再投稿 版をご参照ください。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー 以下 旧版
ログ投稿の練習も兼ねて,ワードで編集してみました。
以前,Wordから投稿すると図形が壊れたので,投稿前に図(絵)に変換して投稿してみました。
先頭部分の 数字「6」は□で囲み文字にしたのですが,ダメですね。
あとは,ところどころ,改行(改行して欲しくないところで改行)が少し変になってます。
ざっくりと,手動で直してみましたが,まだ,みにくい部分があります。。。
どうも,数式が含まれている投稿は word には不向きかな???
6
形も大きさも同じ半径1cmの円盤がたくさんある。これらを図1のように,縦m 枚,横n 枚(m, n は3以上の整数)の長方形状に並べる。このとき,4つのにある円盤の中心を結んでできる図形は長方形である。さらに,図2のように,それぞれの円盤は×で示した点で他の円盤と接しており,ある円盤が接している円盤の枚数のその円盤に書く。例えば,図2はm=3, n=4の長方形状に円盤を並べたものであり,円盤Aは2枚の円盤と接しているので,円盤Aに書かれる数は3,円盤Cに書かれる数は4となる。また,m=3, n=4の長方形状に円盤を並べたとき,すべての円盤に他の円盤と接している枚数をそれぞれ書くと,図3のようになる。
このとき,次の1, 2, 3, 4の問いに答えなさい。
-
m = 4, n = 5のとき,3が書かれた円盤の枚数を求めなさい。
円盤の配置は,図のようになり,3が書かれた円盤の枚数は
全部で10枚である。
-
m = 5, n = 6のとき,円盤に書かれた数の合計を求めなさい。
円盤の配置は図のようになり,各数字の書かれた枚数と
合計値は,以下の通りになる。
2 が 4枚 で 合計 8
3 が 14枚 で 合計 42
4 が 12枚 で 合計 48
合計の数値は,8+42+48 = 98
-
m = x, n = x のとき,円盤に書かれた数の合計は440であった。このとき,x についての方程式をつくりx の値を求めなさい。ただし,途中の計算も書くこと。
2が書かれた円盤は4 隅の 4 枚
3が書かれた円盤は周囲の辺上にあり,一辺あたりx – 2 枚なので全部で4( x – 2)枚
4が書かれた円盤は内部の矩形内にあり,全部で(x – 2)2 枚
したがって,円盤に書かれた数値の合計を式で表すと次のようになる。
2×4 + 3×{4×(x – 2)} + 4×(x – 2)2 = 8 + 12 x – 24 + 4 x 2 – 16 x + 16 = 4 x 2 – 4 x
これが,440になるので,
4 x 2 – 4 x = 440
x 2 – x – 110 = 0
(x + 10)(x – 11) = 0
x = -10 または
x = 11
x ≧ 3 より,x = 11
-
次の文の①,②,③に当てはまる数を求めなさい。ただし,a, bは2以上の整数で,a<bとする。
4隅の中心を結んだときの長方形の縦横の長さは,それぞれ,(m-1)×2 = 2 a (cm), (n-1)×2 = 2 b (cm)である。また,4隅の円盤の中心を結んでできる長方形の面積が780 cm2であるので,次の式が成り立つ。
2 a × 2 b = 780 → ab = 195 … ①
4が書かれた円盤は,縦m-2 = a – 1 枚,横n-2 = b – 1枚の長方形になるので,全部で(a – 1)(b – 1)枚である。
(a – 1)(b – 1) = ab – (a + b) + 1 … ②
これに①を代入すると,4が書かれた円盤の枚数は,
195 – (a + b) + 1 = 196 – (a + b) …③
となる。そのため,4が書かれた円盤の枚数が最大になるのは,a + b
が最小になる場合である。
が最小になる場合である。
ここで,条件より,a, b は,2 ≦ a < b
となる自然数であり,a, b
の間には,①の関係が成り立つ。195 を素因数分解すると,195 = 3×5×13 であり,a, b がとりえる値は,次の3通りである。
となる自然数であり,a, b
の間には,①の関係が成り立つ。195 を素因数分解すると,195 = 3×5×13 であり,a, b がとりえる値は,次の3通りである。
(a, b) = { (3, 65), (5, 39), (13, 15) }
各値の合計 (a + b) は,それぞれ 68, 44, 28 であるので,最小になる組み合わせは,
a = 13, b = 15 のときである。… ①,②の答
この時の枚数は,(a – 1)(b – 1) = 12 × 14 = 168 (枚) … ③の答